50代から見直した習慣|夜スマホをやめたきっかけ
50代になって暮らしを振り返ると、「やめてよかった習慣」があります。
それは 夜にスマホを見ないこと。
以前はベッドにスマホを持ち込み、寝る直前までSNSやニュースを眺めていました。
ところが眠りが浅くなり、翌朝も疲れが抜けない。
さらに目の疲れや肩こりも強くなり、「このままではいけない」と感じるようになったのです。
そのきっかけは、次男の不眠でした。
息子が教えてくれた「スマホを置く生活」
次男は耳が弱く、めまいを起こしやすい体質です。そのため不眠気味になり、「寝られない恐怖」に苦しむ時期がありました。
便利なスマホの目覚ましを細かく設定していましたが、同時に夜遅くまで触ってしまい、眠りに入れない悪循環に陥っていました。
そこで彼が始めたのが「夜はスマホをリビングに置く」という習慣。
最初は「朝起きられなかったらどうしよう」と不安そうでしたが、実際にやってみると眠りやすくなり、少しずつ体調も安定してきたのです。
50代の私も感じていた「目の疲れ」
一方で、私自身も50代に入ってから「目の疲れ」を強く感じるようになっていました。
本を読むとすぐにピントが合いにくくなったり、夕方になると目がかすむことが増えたり。
「これは年齢のせいかな」と思いながらも、夜遅くまでスマホを見続ける習慣がさらに目に負担をかけていたのだと気づきました。
子どもは「眠れない恐怖」から、私は「目の疲れ」から。
理由は違いましたが、同じタイミングで夜スマホをやめることを決意。
結果的に親子どちらにとっても良い変化につながりました。
夜スマホをやめると自律神経も休まる
医学的にも、夜のスマホは眠りの大敵だと言われています。
- ブルーライトが睡眠ホルモンの分泌を妨げる
- 情報を見続けることで脳が興奮し、自律神経が休まらない
- 「起きられるか不安」という心理的ストレスが眠りを妨げる
息子と私、それぞれの事情は違っても、夜スマホをやめたことで眠りや心の安定につながったのは、こうした理由があったのだと思います。
実際に感じた効果
私もスマホをリビングに置き、久しぶりに「昔ながらの目覚まし時計」を使うようになりました。すると…
- 寝つきが早くなった
- 朝の目覚めがすっきり
- 目の疲れが和らぎ、日中の気分も軽くなった
「もし起きられなかったら」という不安もありましたが、実際には心配するほどではありませんでした。仕事を辞めた今は時間に追われることが少なく、むしろ自然な生活リズムに近づけるきっかけになったのです。
続けるための小さな工夫
- 夜21時以降はスマホをリビングに置く
- ベッドサイドにはアナログの目覚まし時計を戻す
- 寝る前は読書やストレッチでリラックスする
「やめる」だけでなく「代わりにできること」を用意すると、習慣は長続きします。
まとめ:50代は「やめる習慣」で暮らしが整う
夜スマホをやめたことで、次男は眠りが改善し、私は目の疲れが軽くなりました。
50代は心身に負担がかかる時期だからこそ、新しいことを始めるより「やめる習慣」の方が効果的なこともあります。
親子で理由は違っても、同じ習慣を共有できたことは大きな支えになりました。
もし同じように悩んでいる方がいたら、まずは一日だけでも「夜スマホをリビングに置く」ことから始めてみてはいかがでしょうか。
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