はじめに
50代からの就職活動で、ハローワークの「紹介状」を初めて利用しました。
求人票には「自主応募も可」とあったのですが、紹介状を通すことで安心感が得られると思い、窓口を訪れました。
この記事では、紹介状をもらう流れと注意点、実際に会計年度職員(パート)に応募した体験談をまとめます。

会計年度職員にご興味のある方、応募したい方におすすめの記事です。
会計年度職員とは?50代から応募できる働き方の選択肢
これまで派遣社員や契約社員、パートとして一般企業で働いてきましたが、今回は会計年度職員(パート)に挑戦することにしました。県庁HPで求人を見つけ、希望条件も合っていたため応募を決意。紹介状を通すのは初めての体験で、どんな感じかちょっと楽しみでもあり心配でもありました。
👉 会計年度職員とは?
地方公共団体が年度ごとに任用する非常勤職員のことです。いわば「公務員の非正規版」といったイメージで、窓口業務や事務補助など幅広い職種があります。契約は数か月ごとや1年ごとですが、更新されるケースも多く、安定した働き方を求める人に人気があります。
求人の特徴としては「年齢不問」と記載されているものが多く、50代からでも応募しやすいのがメリットです。
ただし、案件によって求められるスキルは異なります。WordやExcelの操作スキルをしっかり求めるものもあれば、今回のようにPCスキルの条件が比較的ゆるやかな案件もあります。
ハローワークで紹介状をもらう流れ【初めての体験】
混んでいる日で、受付は少し並びました。最初の受付で用件を伝えると「紹介状ですね」と番号札を渡されます。銀行のように担当ごとに番号札がもらえる仕組みです。
番号は5番目。呼ばれるまで約20分待ちました。仕事相談の窓口が一番混雑していた印象です。
自宅で印刷して持っていった求人票を見せると、担当の方がパソコンで確認。
「現在、既に一人応募されていますね」と情報を教えてくれました。
その後、先方に電話をしてくださり「応募希望者がここにおりますが、お伝えすることはありますか?」と確認。丁寧に対応していただけて安心しました。
応募方法は郵送か現地持参。窓口の方からは「現地の様子がわかるので持参もおすすめ」と言われましたが、私は郵送を選びました。
「行く場合はお昼休みは避けて、できれば事前に一本電話してからが良い」とのアドバイスもいただきました。

現地の雰囲気があらかじめわかると、職場と自分との相性もわかりそうですね。
ハローワーク紹介状とは?仕組みと役割を解説
ハローワークの紹介状は、求人応募の際にハローワークが発行する証明のような書類です。
応募先に「ハローワーク経由で正式に応募しています」と伝える役割を持ちます。
求人によっては紹介状が必須でない場合もありますが、発行してもらうと応募先の安心感や信頼度が増す効果があります。窓口では紹介状とその控えを印刷して渡されました。
💡注意!再就職手当を受け取るには、ハローワークの紹介状を通して応募していることが条件であるケースもあります。こちらの記事を参考にどうぞ。▼
雇用保険説明会ってどんな内容?50代目線でポイントや注意点を解説【2025年版】
ハローワーク紹介状の注意点まとめ(有効期限・必要書類・提出方法)
求人票にも記載がありますが、窓口の担当者からも「県庁HPを必ず確認してくださいね」と言われました。私はすでに印刷して読み込んでいたので安心でしたが、応募書類の最新情報をチェックするのは大切です。
✅有効期限について
紹介状そのものに有効期限が書かれているわけではありません。ですが、求人票の応募締切日が「事実上の期限」となります。発行後はなるべく早めに応募書類をまとめて提出することが大事です。
✅必要書類について
このとき「雇用保険受給資格者証(受給表)」の提示を求められましたが、私はまだ初回講習前で持っていませんでした。そのため代わりに「ハローワーク受付票」を出すと、日付のスタンプを押してもらえました。
つまり、受給証がまだ手元になくても対応できるということです。これは実際に行ってみて初めて分かったポイントでした。
✅就職が決まったあとのハローワーク手続きも忘れずに
今回の求人は、ちょうど初回の失業保険の給付日と勤務開始日が近いタイミングでした。
窓口では「もし就職が決まったら、勤務開始の前日にハローワークへ来てください」と案内を受けました。
💡注意!就職が決まった場合は、失業保険の給付との兼ね合いがあるため、必ず報告が必要です。
勤務開始直前に手続きがあることも知っておくと安心です。

仕事が決まってホッとした後ですがまたハローワークに行く必要があります。
必ず忘れないようにしましょう。
履歴書・職歴について|会計年度職員応募でわかったこと
紹介状と一緒に提出する履歴書と身上書は、自分でダウンロードして印刷しました。
派遣会社で使う職務経歴書に比べると、かなりシンプル。
これでは経歴が十分に伝わらないのでは…と不安になりました。
そこで担当者に聞いてみると、
「こういう求人は人柄重視なんですよ。面接でお会いしたときの印象で決まることが多いんです」
との答え。もちろん応募者が多ければ書類選考もあるので油断はできませんが、面接の比重が大きいことを実感しました。
まとめ|紹介状は50代就活の安心材料!ハローワークを活用しよう
紹介状は必須でない求人もありますが、窓口で直接やりとりすることで思わぬ情報を得られたり、不安が解消されたりとメリットが大きいと感じました。
履歴書作成や応募準備には手間がかかりますが、50代からの就職活動でも「紹介状を通して応募する」ことは前向きな一歩。
同じように初めて紹介状をもらう方の参考になればうれしいです。
👉 不安があっても、一度経験すると流れが見えて安心できます。次の挑戦の力に変えていきましょう。
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