【50代転職のリアル】派遣の選考落ちから学んだ求人サイト活用術

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前職では「副業と並行して働く」ことを目標にしていましたが、家族の事情や自分の気持ちの変化もあり、退職を決意しました。

無職期間は、ブログの整備やアドセンス審査に挑戦しつつ並行して仕事探しも進めていました。ところが、アドセンスには再び落ち、派遣の選考でも不採用続き…。応募は30社近くにのぼりましたが、次のステップに進めたのはわずか3社という結果でした。

ただ、その過程で「派遣サイトごとに求人票の見せ方が違う」という大きな気づきがありました。落選続きの中で学んだのは、求人サイトの使い方や派遣会社ごとの特徴を理解することの大切さ。今回は、私自身の体験から得られたポイントをまとめてご紹介します。

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仕事探しの再スタートは派遣会社の再登録から

前回の求職活動は約5年前、まだ40代の頃でした。
当時は大手から中堅まで、ほぼ全ての派遣会社に登録していたものの、情報が多すぎて収拾がつかず、最後は「使いやすさ」で選んだサイトから応募していました。
久しぶりにログインしようとすると、案の定パスワードはすべて忘れていて再設定から始まり、職務履歴の更新にも思った以上に時間を取られました。

在宅ワーク系サイト(ママワークス・クラウドワークス等)もチェック

派遣会社の再登録を進める中で目にしたのが、新興勢力の「在宅ワーク系サイト」。
ママワークスやクラウドワークスなど、コロナ禍以降に急成長したサイトです。

自分の希望は、週4勤務または週5(在宅ワークが1~2回)でしたが、完全在宅となると。
「真夏の通勤はつらい…」「副業もしたいから在宅は憧れ」と気持ちは盛り上がりました。

ただ、案件の多くは単価が安く、即戦力のスキルが必要。
残念ながら私にはあいませんでしたが、パソコンスキルがある人や子育て中で外勤が難しい人にはとてもおすすめです。

求人サイトを比較して気づいたこと

大手派遣会社のサイトは見尽くした感があり、穴場的に中堅どころはどうだろう?と思った私。そのために求人サイトや企業直系の派遣会社でチェックしました。以下に自分が利用したところをいくつかご紹介します。

エン派遣|情報量がすごい!

今回初めて登録しました。とても案件が多いです。
✅良かった点:

  • 求人数が多く、条件を絞りやすい
  • 進捗をメモできる機能があって便利
  • メール配信が多く、フォローされている感じがして安心できる

✅気になる点:

  • 案件に応募すると「すでに終了、別の仕事を紹介」というケースが多かった
  • 当時は、経由する分やり取りが遅いかもしれない印象
  • 段々とメール配信の多さが苦になり途中で配信停止に

※あくまで私が利用した時点での体験談です。

はたらこねっと|前職も決めた安心感のあるサイト

前職を見つけた実績があり、個人的に信頼感がある、はたらこねっとにも再登録しました。エン派遣同様案件数も多いです。
✅良かった点:

  • 中堅はエルダー向け多い印象
  • ”気になるボタン”やスカウト制度があり、案件に出会いやすい
  • スカウト制度はフォローされてる感があってありがたい

✅気になる点:

  • メール配信は多いが停止も可能
  • スカウト制度の精度が低く、希望条件と異なる場合もあり(こちらも停止可能)
  • スカウトにセットのアンケート回答を送っても、改善が反映されにくい

※あくまで私が利用した時点での体験談です。

大手企業直系の派遣会社(例:東京海上日動キャリアサービスなど)|企業直系ならではの安心感

企業直系の派遣会社はいくつかあり、自分でも登録、利用経験が数社あります。
大手企業直系の派遣会社(例:東京海上日動キャリアサービスなど)は、今回も検索してみました。

✅良かった点:

  • 大手企業直系で信頼感がある
  • 担当者のサポートが丁寧で安心感があった
  • 主婦向けの勤務時間・高めの時給で働きやすい
  • 実際に短期で成功体験あり

✅気になる点:

  • 金融系メインで案件数は少なめ
  • 勤務地が遠い案件が多く、残念ながら自分の条件には合わなかった
ぱとこ
ぱとこ

ここでご紹介した内容は、あくまで私の体験ベースです。同じサイトでも条件や時期によって印象は変わると思うので、参考程度にしていただけたら嬉しいです。

求人票の「Excel・Word必須条件」と「求人情報」で気づいたこと

Excel・Word必須条件は確認しよう

派遣の求人票には、ほぼ必ず 「Excel・Word必須」 の条件が載っています。
最近はさらに細かく明記されていることが多く、例えばこんなふうにレベル分けされていました。

  • Excel:文字入力・修正
  • Excel:SUM・AVERAGE関数や四則演算
  • Excel:ピボットテーブル、VLOOK、IF関数いずれかの利用
  • Word:文書作成 / 文書入力・修正

Excelの条件の差が一番レベル感がわかるものです。なかには、AccessやPowerPointも条件にあります。まとめると、以下の通りです。

  • 「SUM・AVERAGE」レベルなら大丈夫 → 事務経験者ならほぼ対応可能
  • 「ピボット・VLOOK・IF」まで必須 → かなり実務寄りで人を選ぶ
  • さらに「Access」や「PowerPoint」まで → 事務+専門性を求められるケース

ただ一方で、「このレベルは無理かも」と思った求人でも、実際に電話で確認してみると「基本操作ができれば大丈夫ですよ」と言われるケースもありました。

📚 スキルアップを考えている方へ
派遣の求人票には「Excel・Word必須」と書かれているものがほとんど。
「関数やピボットテーブルに自信がない」という方は、在宅で学べる講座を活用するのもおすすめです。

求人情報は派遣会社による違いあり

また、同じ案件でも、派遣会社によって求人情報の書き方が違うことがありました。これは大手派遣会社で気が付いたことです。例えば、ある案件では――

A社:週1回在宅ありと記載
B社:在宅の記載なし(他条件は全く同じ)

連絡が来たB社に確認したところ、
「これまでは在宅ありで、今後も無くなるとは確認していないですが、変更の可能性がゼロではないため記載していません」との回答。

派遣会社によって「できるだけ条件を良く見せたい」「変動リスクを避けたい」というスタンスの違いがあるのだと学びました。

また、求人情報ではエントリー前は企業名は明かされないのが基本です。その表現も各社の違いがあります。例えばC社は「誰もが知っている大手企業」といった表現が多く、業種や仕事内容がわかりません。一方で、他社は「金融系」「メーカー事務」と業種は載せるケースが多いなど、伝え方に差があります。
求人票には派遣会社の個性があります。自分との相性もあるかもしれません。


まとめ|派遣の選考落ち体験から得た求人情報チェックのヒント

  • 再登録には意外と手間がかかるので、プロフィールは定期的に整えておくと安心。
  • 求人票に書かれている「必須条件」は会社ごとに幅がある。迷ったときは電話で確認するだけでも気持ちが軽くなる。
  • エン派遣は情報量が多く、条件を探しやすい。ただし応募時にすでに終了している案件もあり、タイミング次第という印象だった。
  • はたらこねっとは安心感がある一方で、スカウト機能は条件に合わないことも多かった。
  • 東京海上日動キャリアサービスは大手直系らしい信頼感とサポートの丁寧さが印象的。ただ、勤務地については私には遠い案件が多く合わなかったが、人によっては気にならないかもしれない。(通勤時間の考え方による)

選考に落ちたこと自体は悔しい経験でしたが、その過程で「求人情報の読み方」「派遣サイトの特徴」を知ることができたのは大きな収穫でした。今回ご紹介した内容は、あくまで私の体験ベースです。条件や時期によって印象は変わると思うので、ご自身に合うスタイルで活用していただけたら嬉しいです。

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