派遣研修でも始まったAI学習、50代主婦ができる現実的な活用法

派遣会社AIアイキャッチ AI・ChatGPT活用術
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Instagram(写真や動画を投稿できるSNS)を眺めていると、最近はAI関連の広告ばかりが流れてきます。
「AIを勉強して月収を超えた」「AIで副業して自由な生活を手に入れた」――そんなリール動画や広告が、スクロールするたびに目に入ってきます。

私も仕事探しをしている最中なので、こうした広告はつい目に留まります。おそらく関心を持ってリール動画をいくつか見たために、AI関連がおすすめとして出てくるのでしょう。
AIが話題になっていることは知っていても、実際に自分の生活や仕事にどう関わるのか、はっきりイメージできない人も多いのではないでしょうか。


派遣研修でもAIが導入され始めた

調べてみると、大手派遣会社の研修プログラムでも、これまでのExcelやWordなどの基本スキルに加えて、生成AIやCopilotの基礎を学ぶ講座が始まっていました。
まだ一部ではありますが、この流れは他社にも広がっていく可能性が高いと感じます。

つまりAIは、技術職だけでなく事務や派遣の現場にも少しずつ浸透しているのです。
自分が直接使わなくても、「世の中がどう動いているか」を知っておくことは、50代の私たちや仕事探しをしている方にとって大切なポイントだと思います。

一方で、Instagramやウェブ上には「生成AIセミナー」や「AI活用法」といった広告記事も増えています。中にはテキスト代が高額で「今なら無料」と謳うものもあり、AIを学びたい人の心理をうまく突いているなと感じます。
情報があふれているのは、それだけAIが大注目されている証拠。
社会で欠かせない存在になっていくのは間違いないでしょう。


50代主婦が実際にやっているAIの活用法

では、私自身はどうAIを使っているのか。
実際のところ、「AIで副業して収入アップ!」といった派手な使い方ではなく、もっと身近で地道な活用です。


Excel学習はChatGPTに練習問題を作ってもらう

派遣の動画教材でExcelを学ぼうとしたとき、マウス操作が反応鈍く、思うようにいかずイライラしてしまいました。
そこでChatGPTに「初心者向けの練習問題を作って欲しい」とお願いしたところ、自分のレベルに合った課題がすぐに用意されました。
自分のペースで取り組めるので無理なく続けられ、分からないところはその場で質問もできる。とても効率的に学べました。

👉その時の体験談はこちらから読めます。
【50代派遣の挑戦】Excel初心者がChatGPTで練習してみた(練習プラン付き)

副業としてのブログ運営にチャレンジ中

このブログ運営や占いのタロットリーディングでも、チャットくん(ChatGPT)活用しています。いまだチャレンジの日々ですがプロンプトの出し方も慣れてきました。


👉グーグルアドセンスにチャレンジした際も活用しました。
アドセンスに8回落ちた50代主婦の記録|失敗から学んだ審査の壁とAI活用術


Googleスプレッドシートでアフィリエイト申請を管理

アフィリエイト申請を複数行ったとき、どこに何を申し込んだのか分からなくなったことがあります。
そこでChatGPTに「管理表を作りたいがExcelとGoogleスプレッドシートのどちらがよいか」と尋ねると、「どちらでもよいがGoogleスプレッドシート(Excelのように使えるオンラインの表計算ソフト)もおすすめ」とアドバイスをもらいました。

仕事探しをしているときに「Googleスプレッドシート使用経験あり」を条件にしていた企業があったことを思い出し、未経験のツールに挑戦することにしました。
ChatGPTに教わりながら表を作ったおかげで、申請状況を整理できただけでなく、Excelとの違いや共通点も学べたのです。


CanvaのAI機能でブログやインスタの画像を作成

ブログのアイキャッチやInstagram投稿の画像作成にはCanva(オンラインで誰でも使えるデザイン作成ツール)のAI機能を利用しています。
レイアウトや色合いを提案してくれるので、デザインが苦手でも短時間で見栄えの良い素材を作ることができます。直感的に選べるので作業が楽しくなり、継続しやすいのもポイントです。


気づいたこと 

振り返ってみると、AI副業広告のように「一気に収入アップ!」を目指すのは、50代の私には現実的ではありません。
ですが、AIを学び直しの先生や作業の補助役として取り入れるのはとても現実的で役立つ方法だと実感しています。

練習問題を作ってもらったり、管理表の作成方法を教えてもらったり、デザインを提案してもらったり。AIを取り入れることで、作業がスムーズに進みますし、尚且つ楽しくなります。そしてスキルも少しずつ強化されていきます。


次はPowerPointに挑戦!ChatGPTを先生に学ぶ

次は、これまで未経験だったPowerPointに挑戦する予定です。
実は応募中の企業の条件に「PowerPointの修正変更スキル」があり、派遣会社からも研修動画を見るよう勧められました。
私はChatGPTに会議資料の課題を出してもらい、自分でスライドを作ってみようと考えています。

派遣の現場でも求められるスキルだからこそ、AIを先生代わりにして実際に手を動かして学び直す。
その経験をまた記事にしていきたいと思います。


まとめ

AIが注目される時代。副業広告やセミナーが増えているのは、それだけ社会でAIが広がっている証拠です。
でも50代の私にとって大切なのは、派手な広告に振り回されることなく、社会の動きを知りつつ、自分に必要な範囲で取り入れていくことだと感じています。

派遣会社の研修でもAIが導入され始めました。事務や派遣の現場にも少しずつ浸透していく中で、「どこまで関わるか」「どう使うか」は人それぞれ。
私は、Excel練習や管理表づくり、デザインなど身近な作業に取り入れるのが現実的でちょうどいいと実感しています。

つまり――AIを大きなチャンスとして構えるより、日常や仕事の補助として活かすこと。それが、50代の私にとって無理なく続けられるAIとの付き合い方です。

✅私も最初は「AIって難しそう」「結局すごい人だけが使いこなせるものだ」と思っていました。
そんなときに出会ったのが、『AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい!』 という本です。なんと漫画の部分もあってわかりやすいです。
タイトルの通り、AIが苦手でも“これからどう生きていけばいいか”をやさしく教えてくれる内容で、特に印象に残ったのは「AIに使われる人ではなく、AIと組む人になろう」という言葉でした。
「私でもできるかもしれない」と思えた瞬間から、ChatGPTとの会話が少しずつ楽しくなっていきました。
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