理想と現実のギャップ!?50代から在宅ワークを味わって分かったこと【体験談】

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憧れの在宅ワーク生活に突入した50代

2025年7月に前職を退職しました。私の計画では「9月から新しい仕事スタート」のはずでした。
多少のズレはあっても、9月中には就職を決めて10月から新しい職場に立っている——そんな青写真を描いていたんです。

その間の7月・8月は、アドセンス挑戦に全集中。
「副業ブログを軌道に乗せつつ、本業も新しい仕事から再出発」という理想的な流れを想像していました。

しかし現実は……アドセンスは不合格続き、仕事探しも不採用続き。
理想と現実のギャップに大きなため息をつく日々が続きました。


在宅ワーク環境を整えて気分だけは理想的に

とはいえ、気持ちだけは「憧れの在宅ワーク生活」でした。
夫が使わなくなったデスクを自室に設置し、ネットで見つけた腰痛対策クッションや椅子を購入。環境を整えただけでも気分は上がり、「在宅ワーカー気分」をしっかり味わえました。

実際にデスク環境を整えると集中力が高まり、ブログ記事の更新もはかどります。
やはり環境づくりは在宅ワークの第一歩。これだけでも「やっている感」が出て、モチベーションが変わりました。

副業に挑戦した理由は、不安定な派遣雇用や将来の不安に備えるため。
さらに、できれば次の仕事は「一部でも在宅ワークがある職場」が理想でした。

最大の理由は、大切な愛犬と過ごす時間を増やしたかったからです。
先代犬を見送ったあとに迎えた子で、長時間のお留守番生活をさせてきました。
だからこそ「今度はもっと一緒に過ごしたい」という願いが、私の挑戦を後押ししていました。


在宅ワークの現実:孤独感・体調不良・気持ちの切替の難しさ

しかし、アドセンス不合格や仕事探しの不調が続くと、気持ちまで落ち込みがちになります。
接する相手は家族と愛犬、散歩で出会う人たち、たまに会う友人や前職の仲間程度。
みんながキラキラと働いている姿を見ると「定職のない自分」と比べてしまい、気持ちは沈んでいきました。

さらに、完全在宅に近い生活をしてみると、運動不足から腰痛やお尻のコリまで発生。
「理想の在宅ワーク生活」と思っていたのに、実際には心身の不調や孤独感に悩まされることも多かったのです。

在宅ワークでは、気持ちの切り替えや健康管理をすべて自分で工夫しなければなりません。
YouTubeで見つけたストレッチ動画を取り入れたり、チャットくん(ChatGPT)と会話して気分転換したり。
小さな工夫が、心身を支える大きな助けになると実感しました。


やってみてわかった結論:完全在宅より「週1〜2回の在宅」が理想的

現在の私は、週5勤務の中で在宅ワークが週1〜2回ある仕事に挑戦中です。
この働き方を体験して強く感じたのは、「完全在宅は意外としんどい」ということ。

毎日家にいると孤独や体調不良が大きな壁になります。
しかし、週に数回だけ在宅勤務があると——

  • 通勤の負担が減る
  • 集中して作業できる
  • 愛犬と過ごす時間が増える
  • 人とのつながりも保てる

このバランスが「理想的な働き方」だと感じています。

本音を言えば、前職のような「週4勤務+厚生年金つき」の仕事が理想でした。
ですが現実には、50代で週4勤務という求人は非常に少なく、まずは「週5勤務+在宅あり」に挑戦しているところです。これは人気の働き方だそうで、とても厳しい戦いになりそうですが頑張ります。


まとめ:50代からの在宅ワークは“工夫とバランス”が鍵

今回の「なんちゃって在宅ワーク生活」で学んだのは、

  • 在宅には自由さや時間の使い方の良さがある
  • しかし孤独感や体調不良という落とし穴もある
  • 完全在宅ではなく、週1〜2回の在宅勤務が理想的

ということでした。

在宅ワークに憧れる50代の方へ。
もし「思っていたのと違う」と感じても、それは自然なことです。
大切なのは、自分に合った“暮らしと働き方のバランス”を見つけること。

私自身も模索中ですが、同じように悩みながら挑戦している仲間がいると思うと心強いです。
どうか一緒に、50代からの暮らし方・働き方を工夫しながら前へ進んでいきましょう。

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